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志朗RISE世界チャンピオン

2023.04.06

タイ人選手との試合でした。

まずは、ムエタイで勝負をするか、RISEルール(ボクシングキック)で勝負をするか。

RISEルールでは、ほとんどキックはポイントになりません。
ローキックで腿が紫色に腫れてもポイントになった事がほとんど無いのです。

相手選手はミドルキックが得意な選手です。
いつもと違う5Rでの戦い。

結構悩みました。

ボクシングでの穴があったので、ボクシングスパーリングを多めに入れて、そこを攻める練習。

首相撲はムエタイ対策。ワンキャッチ・ワンアタックあり。

ミドルのカットをやろうと話してたのですが、最後の方のスパーではあまりカットをしなかったので、彼の中で何かあるのだと認識しました。

1R ローキックでダメージを与える。
RISEに参戦してから封印してたローキックの2連打を打ってたので、調子の良さと彼の考えを読み取りました。

2R
作戦の右ボディは、ほとんど入ってました。右クロスも当たり始めてきましたが効いてる様子が無い。
奥足のローを打ててるので、パンチも見切ってきたのだと認識。
ローのダメージは明らかでした。

3R
2R終了後に一瞬足を引きずったのを確認したので、ローで攻める事を伝えました。前半はローで攻めて、中盤から前蹴りや三日月蹴りに切り替える(志朗の判断)。パンチもボディに集めた。
性格の悪さが出てきたと心の中で笑ってしまった。
どのタイミングで顔を攻めるのかを待つ。
オフェンスは乗ってきたので、志朗の感覚に任せました。
このタイミングでの指示はディフェンス面に切り替えました。

4R
相手が出て来る事を予想して1Rの距離に戻すように指示を出す。距離取りながらサイドから攻める。
予想通りに相手が出て来たのですが、下がる志朗の印象が悪い。(すぐに反省)
サイドの動きを多くするように指示。
ディフェンスの指示を多めに出す。

5R
インターバル中に下がると印象悪いな。と謝る。
右ガードが下がってきたので、右周りしてジャブ主体で右ボディで散らしながら右クロスの指示。
相手は1発狙いになるので、右クロスと右ハイを予想。左ガードを強化するように指示を出す。
最後は志朗の判断で相手のパンチにハイキックを合わせてKO勝ち。


試合中はこんな感じです。
志朗は格闘技IQが高いので、彼の判断能力を主体に指示出しをします。
必要最低限のアドバイス。
喋り過ぎると彼の感覚の邪魔をするので、彼が攻め始めたらディフェンスの指示、後手になったらオフェンスや立ち位置・距離の指示を出すようにしています。

Aの立ち位置の場合は数パターンの攻撃
Bの立ち位置はこのパターンというようにある程度は決めています。
対日本人対策で細かく言わないように暗号化しています。

今回はタイ人選手なので、結構ハッキリ指示を出しています。
暗号化する必要が無いので。

YouTubeの志朗VSディーゼルレック映像があるので観て下さい。

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