2021.07.21
普段55kg級で試合をしている志朗は通常体重を60kg前後でキープしています。
53kgで決まってからは、早い段階で58kgキープして2〜3週間前に56kgまで脂肪を削りそこから計量前日に水抜きをしました。
正直、動きは微妙でした。
改善点としては、58kgにもっていくタイミングが早かったと思います。
カロリーを制限している期間が長すぎたため練習の疲労が早く、良い動きで練習出来ていませんでしたし、スタミナに不安がありました。
この減量の目的は、「スピードの向上と慣れ」を目指しての選択でした。
早い段階で体重を落としてスピードに慣れる事を狙っていました。
本人のスピードが上がっている事と53kgを主戦場にしている選手しかいないので、スピードばかり意識がいってました。
そこにミスがありました。
元々、スピードの選手ではなく距離感とタイミングで戦う志朗なのに、スピードで戦おうとしてしまった事でスタミナのロスが激しかったです。
本来53kgで戦ってる選手はスピードの戦いに慣れています。
それに無理矢理スピードで対抗しようとしても勝てる訳ありません。
延長ラウンドで倒したストレートはスピードではなく、ずっと練習してた死角から出す見えないストレートで倒しています。
次回までに本来の戦い方に戻すというか、55kgの戦い方を今回の戦い方に足していきます。
本来の距離感とタイミング。それに53kg用に作ってきたスピードを織り交ぜて、新しい戦い方にして準決勝。そして、決勝戦のワンデートーナメントを制したいと思います。
減量方法も変えていきます。
予定では3kgの水抜きを4kgに変えます。
1kg脂肪を削らずに1kg=7,200kcalを摂取して疲労回復や炭水化物を多めに摂取して2試合戦えるスタミナを蓄えます。
3kgを約60分で落としてたのを、計量前日に2kg落として、残り2kg(寝れば600〜700gは落ちるはずなので実際は1.4kgくらい)計量当日の朝に落とすようにして脱水でいる時間を少なくしようと思います。
試合までの期間が短いので試す事は出来ませんが、過去のクライアントで実証済みなので慎重にやればいけるはずです。
まだ期間があるので、最善の策をみつけられるように情報収集したいと思います。