2021.04.05
こんにちは、永末"ニック"貴之です。
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格闘技の「裏方」を知ってもらうこと。
そして、日本における「格闘技リテラシーの向上」です。
「裏方は出しゃばるな！」
これは正解です。そして、自分も目立つのは好きではありません。
オンラインサロンも気が進まなかったのが本音です。
サッカーや野球はチームの監督が変わっただけで大きなニュースになります。
では格闘技はどうでしょう。
一人の選手にどれくらいの人が動き、何をしているか知っている人はどれくらいいるでしょうか。
主役はもちろん選手です。一方で、主役を作る大きな役割を担うのは「裏方」なのです。
現在、格闘技界においてセコンドに付く、バンテージを巻くのに「お金」（対価）をもらっている人は、自分以外いないと思います。
自分は「お金」（対価）をもらいます。「仕事」だからです。
多くのトレーナーがお金をもらわず、セコンドについたりトレーニングを見ています。
日本の格闘技システムの問題ですが、「お金」が発生しない＝「ボランティア」と言われてもしょうがないです。
「裏方」が何をして、どれだけ重要か知られていないから、トレーナーやカットマン（バンテージ巻き）に市場価値がないのです。
それは、誰も仕事にしようと思わないですよね。
選手も「無料」に甘えてしまい、勝つための「投資」を知らないのが日本の格闘技です。
日本の格闘技は伸びる可能性を大いに秘めていて、ワクワクしますね。
海外では選手が自分でトレーナーやカットマン（バンテージを巻く人）を決め、直接契約し、支払います。
日本のような無給ボランティアはいません。そしてトレーナーやカットマン自身、日々努力し技術を高めています。
頑張らなくては選手からオファーがもらえないですからね。
そんな「裏方」が日本にたくさんいたら格闘技はもっといいスポーツになります。
「裏方」の技術やモチベーションを上げること事ができれば、格闘技界全体の底上げに繋がります。
まず何ができるか。
「裏方」を知ってもらう。知ってもらうことで裏方に「価値」が生まれれる。
「価値」がついた裏方は技術などの様々な面で切磋琢磨し、格闘技全体をよくする事ができます。
長々書いてしまいましたが、知って欲しいです「裏方」を。
会員様にも格闘技ファンの方がいらっしゃると思います。
「KO勝ち」＝「技術が高い」は違います。
強い相手と戦ってダウンを取られなかったら「すごい」は違います。
「試合に負けて勝負に勝った」は違います。
「実質勝ち」は違います。
永末式オンラインサロンではファンの方にも格闘技をスポーツとして楽しんでいただけるように、情報発信をしていければと思います。
会員様の中には現役トレーナーの方もいらっしゃるかと思います。
今日からでいいです。１円でもいいから選手から対価を貰ってください。
その瞬間、格闘技があるべき姿へ一歩近づけると思います。
