Bar
Online Salon

永末式「人」との向き合い方

2021.07.17

皆さん、こんにちは!

本日は何故、(無愛想で怖そうな...)ニックさんがトップクラスの選手から信頼されているのかをご紹介します!!

選手を知名度や強さで判断しない

昨年11月頃、某有名選手より、海外遠征同行のオファーがありました。
ちょうど大きなトーナメントを制した直後ということもあり、注目が集まっていました。
クライアントの中で一番知名度がある選手かと思います。

ニックさんの決断はとても早かったです。

「たかし(UFCと契約中の佐藤天選手)の試合があるかもしれないから行けない。」

試合が決まった大物選手ではなく、試合がまだ決まっていない選手の試合のために予定を空けておくべきだと判断したのです。

結局、佐藤天選手の試合は組まれませんでした。

試合がないと分かったので、今度こそ海外遠征へ行くかと思いきや、ニックさんはそれでも行くとは言いませんでした。
「遠征期間中に3人の試合がある」と。

ちょうど海外遠征のオファーがあった週末にRISEという団体で3人の選手の試合がありました。

お金でも、選手の知名度や強さでもなく、
1人の選手と3人の選手を天秤にかけて、より多くの人の役に立つにはどちらにいるべきかと判断したのです。

有名選手の試合に行けば1回で収入になりますが、
クライアントの中には試合ではまだ食べていけない選手も多くいます。

その場合は1回試合に行くごとに収益はマイナスです。
選手がファイトマネーから払える金額で引き受けるので、バンテージの材料代、交通費、拘束時間を考えると大きなマイナスです。

それでも、日々有名になるために頑張るまだ無名の選手のために多くの時間を割いています。クライアントは皆大切だからですね。
無名選手の試合に行くために、那須川選手の試合を断ることもあります。

「天心より付き合いが長い。昔から見ているから」と。

選手一人ひとりを尊敬・尊重し、自分の仕事をするニックさんは、知名度や強さで判断をして近寄ってくる人よりも信用できるとのことです💡

仕事は「点」で行わない

ニックさんは「いつ」は関係なく、「常に」選手のことやクライアント、周りの人のことを考えています。
一緒にいない時にも、相手を想い、考え、行動しています。

トレーニング、施術、試合、バンテージという「点」だけで仕事をしません。

「常に」その人に何が良いかを考えています。

この画像は何の前触れもなく、ニックさんが首のかたい方に向けて送ったLINEです。

お相手の方はその日に施術を受けた方でも、リモート指導を受けている方でもありません。
この日はこの人にこれが良いと思ったのでしょう。

相手と向かい合っている時間だけが仕事ではなく、一度生まれた「点」から線を引き続けられるのがニックさんです。
選手によってはバラバラにあった「点」が線で繋がるような体験をした方も多いはずです。

そして先程のLINE画像ですが、写っているのは那須川選手です。
ここまで有名な選手が、自分とは全く関係のない内容のLINEに登場します。

多くの指導者が、目の前にアマチュア選手とチャンピオンがいたら、アマチュアの選手に声をかけてこのような写真を撮るかと思います。

永末式において「特別扱い」は存在しません。
違うのは指導方法だけです。一人ひとりに最善の指導法でアプローチします。

そんな那須川選手ですが、以前テレビの企画では「自分が敵わない相手」、Youtubeでは「尊敬する人」にニックさんを選んでいます。


人それぞれ、人間関係の築き方は違うかと思いますが、永末式はなかなか大物が育っているようなので、是非ご参考にしていただければと思います✨

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA