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エビングハウスの忘却曲線とは?

2024.05.16

皆さん、こんにちは。
今日はエビングハウスの忘却曲線について話したいと思います。

仕事、スポーツ、趣味で何か習得したいことなどありますか?
勉強して取得する資格や、スポーツのスキル、趣味で始めたことの技術習得など どんな小さなことでも構いません。

今は何かを学ぼう、習得しようと思った時に様々な方法がありますね。
プロに教えてもらったり、学校に通ったり、YoutubeやSNS等のネットから情報を得たり、皆さん自分に合った方法を取っているかと思います。

実際に多くの人が様々なことに取り組んでいると思いますが、それが続くか、実際習得できたかという質問を投げかけると、多くの方が途中で辞めてしまうことが多いです。

「若い時より吸収が遅くなった」「若い時より覚えが悪くなった」という言葉をよく耳にしますが、これは人間の脳の仕組みを利用するとある程度解消できます。


「エビングハウスの忘却曲線」について耳にしたことがある人がいると思います。
多くの方が「人の忘れやすさを表したグラフ」と思っておりますが、実際は「早く復習をするほど、短時間で記憶を取り戻せること」を表しています。


皆さんが何かを始める時、1度やってみて、その次はいつですか?
「エビングハウスの忘却曲線」によると、1日後には66%の記憶がなくなります。

逆を言うと、翌日にもう一度やれば、最初に取り組んだ日よりも34%節約(早く)記憶できます。

1時間かけて覚えたことがあったとします。
(例:スポーツ選手なら技術、仕事なら新しい業務、趣味ならやり方など)

翌日には34%しか記憶に残りません。

翌日にもう一度、自分で復習をします。
前日は1時間かかったことを、翌日なら39.6分(34%節約)で覚えることができます。


「若い頃は吸収が早かった」「若い頃は覚えが良かった」と言いますが、若い時は時間も体力もあり、とにかく短期間のスパンで繰り返しますよね。

鉄棒、縄跳び、掛け算、漢字の書き順...
毎日毎日、できるまで、覚えるまで繰り返しますよね。

学校の授業でできなかったら、放課後に練習したり、休みの日に練習したり、1日に複数回トライすることもあったと思います。

大人は1度やってから、その次までに期間が空いてしまうことが多いです。
何かを始める時は、毎日ちょっとずつ5分でいいのでやってみてください。

20分後: 58%の記憶
60分後: 44%の記憶
90分後: 35%の記憶
1日後:  34%の記憶
2日後:  27%の記憶
6日後: 25%の記憶
31日後: 21%の記憶

何かを始めたらその日のうちに5分、翌日にも5分で構いません。
気付くと定着・習得しているものです。

そして、そのようにコツコツと習得したことというのは、無意識でも体や脳が覚えていてくれます。

1回にまとまった時間をとってやるよりも、小分けにできる人が最終的にはとっても大きなモノを手にします。

是非、試してみてください。

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