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【食べ物と心の健康】心を整える「食」の力

2025.05.15

皆さん、こんにちは。
今日は「心と食の関係」についてお話したいと思います。

格闘技の世界では、「技術」や「フィジカル」に注目が集まりがちですが、実は勝敗を分けるのはメンタルです。
それは選手だけに限った話ではありません。日常の集中力・やる気・心の安定感も、実は「食べ物」と深くつながっているんです。

「なんとなく不安」や「気分が晴れない」は、食事が関係しているかもしれない

試合前の減量や、ハードな練習のあと、
「気分が落ち込む」「イライラする」「集中できない」と感じたことはありませんか?

それ、栄養不足や腸内環境の乱れが原因のことも多いんです。

そしてこれは、一般の方にも当てはまります。
たとえば…

朝ごはんを抜く日が続いている

コンビニや外食が多い

甘いものやカフェインでごまかしている

こうした食習慣が、「メンタルの土台」をゆっくりと崩していきます。

セロトニン=「幸せホルモン」は、腸でつくられている

私たちの心を安定させてくれるホルモン、それが「セロトニン」。
じつはこのセロトニン、脳ではなく腸で90%以上がつくられているんです。

だからこそ、「腸内環境を整えること」が「心を整える第一歩」になります。

▼ セロトニンを増やすために必要な栄養素
トリプトファン(アミノ酸):鶏肉、豆腐、納豆、卵、ナッツなど

ビタミンB6:バナナ、鮭、さつまいも、にんにくなど

マグネシウム:玄米、アーモンド、ほうれん草など

これはアスリートだけでなく、
・会社で人と関わることが多い人
・子育て中でストレスが溜まりやすい人
・在宅でやる気が出にくいと感じている人
にも、非常に効果的です。

心の乱れを引き起こす「ありがちな食習慣」

▼エナジードリンクで無理に元気を出す
▼炭水化物を悪者にして極端に減らす
▼甘いものを食べてその場しのぎ

これは格闘家だけでなく、現代人の誰にでも起こりうるメンタル崩れの要因です。

🧠 実際、脳のパフォーマンスを支えているのは「血糖」と「たんぱく質」。
だから栄養が足りなければ、心も動けなくなるのは当然なんです。

今日からできる3つの「心と食の整え方」

①1日1回、「良質なたんぱく質」を意識する
鶏むね肉、豆腐、卵、納豆など。朝や昼に摂れると◎

②腸内環境を整える「発酵食品」をとる
味噌汁、キムチ、ヨーグルト、ぬか漬けなどを毎日のどこかで。

③「寝る前のスマホ」と「夜遅いカフェイン」を控える
睡眠の質が上がれば、セロトニン分泌も改善します。

格闘技も、人生も「自分の土台」がすべて

格闘家はもちろん、日々の仕事や人間関係、子育てや挑戦に向き合っている皆さんにも言えること。
「心が折れない身体」をつくるには、毎日の食事が何より大切です。

どんな技術も、どんな努力も、「メンタル」という土台がなければ生かしきれません。

忙しい日々の中でこそ、「今日の一食」を丁寧に選ぶこと。
それが、自分自身を守る最強のセルフケアになります。


サロンメンバーの皆さん、強く、優しく、しなやかに。
「整える食事」で、自分を大切にしていきましょう。

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