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Online Salon

「一人で闘う」ために必要な“チーム力”とは

2025.05.08

皆さん、こんばんは!
気温がだいぶ落ち着いてきましたね。

暑い日もありますが、極端に寒い日は減りましたね。

さて、皆さんは普段誰かと何か協力をしていますか?
それとも1人で頑張ってしまいますか?

今日のテーマは「個人競技におけるコミュニケーションと仲間の存在」です。

格闘技系のオンラインサロンなので「個人競技」としておりますが、実際は仕事でも家事でも1人で行うものは何に当てはめていただいても構いません。


一見「個人競技」や「個人の仕事」などは、「個人」=「1人で行うもの」だと思っていませんか?
しかし、その裏側には多くの人間が関わっています。

格闘技の試合でいうと、1人で戦っているように見える選手の背後には、トレーナー、練習仲間、フィジカルコーチ、管理栄養士、メンタルコーチ…そして家族までもが一丸となって「一人」を支えています。

皆さんも普段の生活を思い起こしてください。
きっと、全くの1人というわけではないですよね?

家族、友人、職場の同僚、職場の人、近所の人、趣味の仲間など

関係の深さに関わらず、1人は思い浮かべられる人がいるのではないでしょうか。


アフリカのことわざにはこのようなものがあります!
「一人で速く行きたければ、一人で行け。遠くへ行きたければ、仲間と行け。」

これは、個人競技の選手にとっても、一個人にとっても真理です。

1人でできることは限られていると思いませんか?


そして、科学が示す「チームの力」の効果をお伝えしますね。

まず1つ目は、パフォーマンス向上の鍵は「信頼」ということ!
スタンフォード大学の心理学研究(2014)では、「自分が信頼されている」と感じるだけで、被験者のパフォーマンスが最大で33%向上したことが示されています。

つまり、トレーナーや仲間の「期待」や「信頼」は、筋力や技術と同じくらい選手の力を引き出す「フィジカルの起爆剤」になり得るのです。

そして2つ目は「ミラーニューロン」と仲間の影響です!
何だ?と思われた方に説明しますね。
神経科学によれば、私たちは仲間の動き・感情を「鏡」のように無意識に模倣します(ミラーニューロンの働き)。
質の高い練習仲間の「動き」や「集中力」は、あなた自身の身体能力にも影響を与えています。

身をおく環境が大事というのは良く分かりますよね!

格闘技団もいると思うので、格闘技界の偉人の名言もまとめてみました💡

▼アレクサンダー・カレリン(レスリングの皇帝)
「マットに立つときは一人だが、そこに立てたのは何百人もの助けがあったからだ。」

▼モハメド・アリ
「チャンピオンになるのは一人でも、チャンピオンで居続けるには“周囲の支え”が絶対に必要だ。」

▼エリオ・グレイシー(柔術創始者)
「強い相手を倒すより、仲間を信じることの方が難しい。だが、それができたとき“流派”は生まれる。」

深い言葉ですね。

今日は一つずつ、皆さんに考えたり感じて欲しいのでいつもよりもさらに多くは語らないスタイルでいきます。


ここで「チームワーク強化の習慣」をお伝えしたいと思います。
3つのことを実践するだけで、チームワークが強化されると言われています!

◎ 「一言あいさつ」をルール化
小さな挨拶・声掛けで関係性が深まります
(心理学では「スモールトーク効果」と呼ばれ、信頼関係が築かれると実証されています)

◎ 週1回の「シェアミーティング」
チームで自分の気づきを共有する時間を持つ
→ 他者視点が入り、個人戦術や考えが洗練される

◎ 試合後や後には「ありがとうノート」
仕事の方は大きな仕事の後、主婦の方は家族のイベント後など、何かの節目がいいですね!
試合後だったり大きな節目の後に、チーム(家族、同僚、友達など)への感謝を言語化して記録
→ 感謝習慣はパフォーマンスとメンタル回復を促進します(米UCLA研究)


今日の結論は何かというと、「個人競技」は「チーム競技「であるということです!

格闘技に限った話だと思わずに聞いてくださっている前提になりますが、
フィジカル・スキル・メンタルすべてが問われる格闘技。
そのすべての土台となるのが、「信頼できる仲間」であり、「対話できるチーム」です。

孤独な闘いだからこそ、「信頼の輪」を強くある必要があります。
そして、あなた自身が「誰かの支え」になれるような存在であることが、真の強さを引き出します。


今まで1人で頑張ってきた方、周りに1人で頑張っている人がいる方、「チーム」って素敵ですよ。

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