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【前編】志朗VS田丸 2 戦術

2024.09.19

皆さん、こんばんは!
今日は志朗VS田丸の2戦目について話したいと思います。

志朗VS田丸の一戦目の作戦は、少し正面気味に構えて、ゆっくりプレスをかけていくのが作戦でした。
田丸選手の速いリズムを狂わせるのが目的です。
ただ正面気味に構えるとストレートをもらうリスクがある為、細心の注意を払いながら行うようにしていました。
1R バッティングで志朗が鼻骨骨折の為、ノーコンテスト。

再戦では、1戦目とは変えて半身に構えてジャブベースで速いリズムで戦う事にしました。
1戦目の時に、1階級下の田丸選手のスピードが思ってたより速く感じなく、スピードでも勝負出来ると判断しました。

1Rは、お互いに届かないくらいの距離で戦う。身長差で上回る志朗を遠く感じさせる事が目的。
インターバル中、志朗がもう少しプレスを掛けたいと自分に伝えてきました。
グローブの表面が触れるくらいにしよう。と伝えました。
左ストレートと左ハイキックが得意な田丸選手のタイミングを測るのと、触らせないでイライラさせるのが目的。

2Rは、若干距離が近くなるけど、触らせないように細心の注意を払う。
田丸選手の癖で攻撃姿勢になると、前脚に重視が乗ります。
自分は、そこを田丸選手に聞こえるように「重心乗ったから打ってくるよ。」とわざと大きな声で伝える。
そうすると打つのを辞めます。
過去の試合でセコンドの指示通りに動くタイプというのがわかってたので、田丸選手に聞こえるように言いました。
「やらせない指示」
田丸選手はストレートを狙い始めると、左肩が1-2cmほど前に出てくるんです。
このタイミングで「ストレートくるよ。」「合わせるよ」というと打つのを辞めました。

2R後のインターバル中に田丸選手の貧乏ゆすりが激しくなってたのを確認。
イライラしてる事がわかったので、田丸選手がやりたい事が出来て無いと理解した。

3R インターバル中の貧乏ゆすりを見て強引に出てくる事を予想。
左ストレートのあとの右フックと左ハイキックだけ気をつければ大丈夫。
ブロックからのリターンとインファイトは志朗に分があると思っているので、間に合えば距離で外して、それ以外は付き合って良いよ。と伝えました。

予想通り、プレスが強くなりました。
志朗の得意な距離でしたので、「やらせない指示」を徹底しました。

オープンスコアで
ここまで30-30でイーブン
プラン通りの展開
ムエタイ出身の志朗は5Rの戦い方に慣れていて、相手選手はほとんど経験が無いのと相手セコンドはKー1出身なので5Rの経験がほとんど無いのです。


4R目以降は次週お楽しみに!

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